パーソナルアシスタントCortana搭載
「明日の10時の予定は?」と問いかければWindowsが答える
 「Cortana」は利用者の音声指示を理解して、最適な答えを用意してくれる自分だけのアシスタントとなる機能です。知らない言葉の意味をウェブで調べてくれたり、明日の予定を知らせてくれたりなど、ウェブ上の検索だけでなく、パソコンに保存された内容なども含めて情報を探し、返答する賢さを持っています。
 近年、スマートフォンに搭mされるようになった「Siri」や「Google音声検索」といった音声アシスタントと同等の機能が、Windowsでも利用可能になるのです。
日本語での利用スタートはもうすこし先に?
 日本語での利用スタートはもうすこし先に?
本誌刊行時点では、まだCortanaは機能していない、日本語での提供はWindows 10の発売後、アップデートで対応するようになる
洗練されたデザイン
統一感のあるボタンや透過メニューなど一層美しい画面になった
 Windows 8,1ではスマートフォンやタブレットなどのUlデザインを意識して、フラットなデザインとなっていました。Windows 10でも、基本は凹凸感のないデザインをベースとしていますが、Windows7のときに多様されていた透過式のメニューが復活するなど、Winodwsならではの美しいデザインとなっています。メニューなどで利用されるアイコンは、アプリやOSを通じて同じデザインのものが採用されるなど、見た目の統一感だけでなく、ユーザーが直感的にアイコンの機能を識別できる工夫が凝らされています。
 これ以上のトピックとしては、Windows 10からロック画面の壁紙が起動のたびに変わるようになりました。この機能は「Windows Spotlight」によってユーザーの好みから最適なものを自動選択します。
 透過メニューの「Aeroglass」
  透過メニューの「Aeroglass」
Windows 7で採用されていた透過機能「Aero Glass」がWindows 10で再登場した。スタートメニューを開くと、背景が透過して壁紙やウィンドウがわずかに貝。えるようになっている。
ユーザー好みの画像が自動選択される「Spotlight」 
 ユーザー好みの画像が自動選択される「Spotlight」
ユーザー好みの画像が自動選択される「Spotlight」
 ロック画面には、パソコンを起動したりサインアウトしたりするたびに異なる画面か表示されるようになる。実は、Windowsがユーザーの好みを判別して目動的に選択している。