ユニバーサルWindowsアプリの特性と操作
Windows 10 は従来のWindows OS からサポートするデスクトップアプリだけではなく、「ユニバーサルWindowsアプリ」という新しいアプリプラットフォームもサポートします。このsectionでは、このユニバーサルWindowsアプリと特徴や入手方法、また固有の操作について解説します。なお、ユニバーサルWindowsアプリは進化するプラットフォームであるため、今後のMicrosoftの方針によリ仕様や操作が変更される可能性があります。
ユニバーサルWindowsアブリ(ユニバーサルWindowsプラットフォームアブリ)は、新しいアプリのプラットフォームです。ユニバーサルWindowsアプリには以下のような特徴があり、デスクトッフアフリとは概念が異なるほか、一部の操作も異なります。
1、タッチ操作に最適化されたユニバーサルWindowsアプリ
ユニバーサルWindowsアプリは「タブレットPC」での利用を前提とした設計がなされているため、タッチ操作に最適化されているのが特徴です(もちろんマウス操作やキーボード操作にも対応します)。またWindows OSの場合、PCによってディスプレイの解像度や縦横比率が大きく異なりますが、ユニバーサルWindowsアプリはこの点も配慮した設計になっており、解像度やウィンドウサイズによって一部の表示や操作を可変させるという特徴があります。
2、「ストア(Windows Store)」でしか配布されないためセキュリティが高い
「デスクトップアプリ」は各Webサイトやダウンロードサイトなどで配布されているため、自由に入手可能なほか(フリーウェアやシェアウェアなど)、DVD/CDメディアなどの形でパッケージソフトも存在します。これは自由度が高いゆえに、システムを侵すようなプログラムが紛れ込みやすいという側面もあります(フリーウェアの一部には、アプリそのものが悪意なものもあります)。
一方、ユニバーサルWindowsアプリはWindows OS内で管理される「ストア(Windows Store)」からでしか入手できないという特性があります。これは自由度が低い反面、ストアはMicrosoftが審査したアプリしか公開されないため(リンクしているデスクトップアプリの公開サイトは除きます)、セキュリティが高くクオリティが一定レベルで保障されています。
また、ユニバーサルWindowsアプリはアプリの構造的にサンドボックス化されているため、そもそもシステムを侵せず、汚さないという点でもセキュアです。
3、操作や設定に厳格なポリシーがある
デスクトップアプリは自由度が高い反面、アプリとして統一したポリシーが存在しないため、事実上タイトルごとに異なる操作や設定を覚える必要があります。一方、ユニバーサルWindowsアプリには設計にポリシーが存在するため、アプリの種類が違っでも操作や設定のアプローチは統一感があり、扱いやすいという特徴があります(ただしポリシーは定期的に見直されるため、古いバージョンや過去のポリシーに従って作成されたアプリはこの限りではありません)。
デスクトップアプリではPC本体にライセンスを紐付けることが多く、複数のデバイスでデスクトップアプリを利用するにはPC本体台数分のライセンスを購入する必要があります(一部のアプリを除きます)。一方、ユニバーサルWindowsアプリは「Microsoftアカウント)にライセンスが紐付けられるため、同じMicrosoftアカウントを利用すれば、複数のデバイスで活用できるという特徴があります(一部のアプリを除きます)。
 Microsoftアカウントに紐付けられ、複数デバイスで利用可能
解像度によってUIや操作が異なる場合がある
ユニバーサルWindowsアプリはさまざまな解像度に対応する設計になっていますが、このような設計ゆえに、時にメニューやペイン表示を解像度や縦横比率によって可変させるアプリも存在します(画面はユニバーサルWindowsアプリ『メール』、サイズによって一部がアイコン表示になったリペイン数が異なったりします)。
 解像度によってUIや操作が異なる場合がある