Windowsは適当に操作するだけでも、たいていのことはできてしまう。たとえば、多くの人は「電源操作はスタート画面のメニューから行うもの」と考えているだろう。実はより簡単にシャットダウンを行う方法もある。ここではそんな、知っているとWindowsの操作がラクになる方法を解説しよう。

Q.1 スタート画面からのシャットダウンや再起動は手間がかかりすぎる!

A.電源操作を行うためのショートカットを作成してデスクトップやタスクパーに配置しましょう

頻繁にシャットダウンするユーザーには必須

 Windows 10で電源操作、たとえばシャットダウンを行うには、スタート画面を開いて電源アイコンにカーソルを合わせ、「シャットダウン」をクリックする……といったように意外と手順が多い。頻繁に電源操作を行うような使い方をするなら、デスクトップに電源操作用のショートカットを作成して置いておくと、手順を大幅に削減できる。

Windows 10で電源操作

Q.2強制的に休憩するために手つ取り早くパソコンを自動シャットダウンできる?

A.シャットダウンコマンドをコルタナに入力すればすぐに設定してくれます

タスクバーにコマンドを入力すればOK

 コマンドプロンプトにシャットダウンコマンド「shutdown -s -t」を入力すれば、続けて入力した秒数が経過したあとに、パソコンをシャットダウンしてくれる。だが、もっと簡単にシャットダウンを予約する方法がある。タスクバーからコルタナにコマンドを入力するというもの。なお、コルタナを無効にしていても同様の手順で設定できる。

シャットダウン時間はOO秒後で指定する

シャットダウン時間はOO秒後で指定する

Q.3アプリのウィンドウを新しく開くにはメニューから実行するしかない?

A.タスクバーのアイコンをマウスのホイールでクリックするだけで開きます

右クリックでも左クリックでもなくホイールクリック

 ひとつのアプリで複数のウィンドウを開いたり閉じたりしながら作業する。そんな人に党えておいてもらいたい、新しいウィンドウを開くテクニックが、タスクバーのアイコンをマウスのホイールでクリックするというもの。実際に使ってみると、これまで行っていた新規ウィンドウを開くための操作が億劫になるほどお手軽だ。

アイコンをクリックするだけで瞬時に開く

アイコンをクリックするだけで瞬時に開く

Q.4ファイルを確実にコピーするには専用のアプリを使ったほうがいい?

A.専用アプリよりも確実でオプションも豊富な"robocopy"コマンドがおすすめです

コピーの詳細設定はすべてコマンドで操作する

 ファイルのコピーアプリは無料のものだけでも多数公開されているが、実はOS標準の「robocopy」を使いこなせれば、そのどれもが不要になる。コマンドプロンプトで実行するrobocopyは、差分コピーやミラーリングなどのオプションも豊富で、コピーの速度も速い。

コピー元とコピー先のハスが必要

「robocopyコマンドは、オプションを入力することで詳細なコピー設定を行える特定の形式のフバイルだけをコピーする、ふたつのフォルダーをミラーリンクするなど、コマンドは多数、まず・は下記のコマンド入力の基本を党えよう

コピー元とコピー先のハスが必要