あらゆるデバイスを1つのOSで統合
パソコンやタブレットはもとよりスマートフォンにも対応
 windows 8以前は、デスクトップやノートパソコン向けのOSだけでなく、Surface RTシリーズ用の「WindowsRT」、スマートフォン向けの「Windows Phone」、組み込み機mmナの「/indows Embedded」など、さまざまな派生バージョンが存在しました。
 それぞれのバージョンは、OSの名前こそ似ていますが、インターフェイスだけでなくシステムの構造も大きく異なり、まったく違うものとして使われてきました。
 もちろん、アプリケーションに互換性はなく、一部のWindows 8/8.1対応のストアアプリを除いては動作せず、その意味でも異なるOSとなっていました。
 しかし、Windows 10では、スマートフォンからタブレット、パソコンに至るまで、すべて「Windows 10」という名称で統- されています。厳密には、内部構造は若干異なりますが、表面は同じインターフェイスを流用できるようになっています。スタート画面に表示されるタイルや、スナップなどの操作がそのまま他のデバイスでも活用でき、迷うことなく操作できる、というのがWindows 10の新しさです。
 スマートフォンとパソコンはCPUが異なるため、本来は同じアプリは動きませんが、Windows 10では互換性を保つためのユニバーサル構造を取り入れています。近い将来、スマートフォンの人気ゲームがパソコンでもプレイできるようになるかもしれません。
Windows 10まさまざまなデバイス上で動く
ノートPCやデスクトップPCはもちろん、タブレットやスマートフォンでもWinodows 10は動作する= sデバイスで自
分のコンピューター環境を容易に構築可能だ。
 Windows 10まさまざまなデバイス上で動く
「Microsoft HolloLens」で仮想現実コンピューティング
すこし大きなメガネのようなスコープを装着すると、目の前に3Dの世界が広がる「HolloLens」。ヘッドマウントディスプレイとは違い、顔や手の動きに追従して、インタラクティブコンテンツを楽しめます。Windows 10は、このHolloLensにも対応しています。発売後、すぐに3Dの仮想現実コンピューティングを堪能できます。
目の前に広がる画面を身体でも操作できるHoIIoLens。Windows10にも対応する。
 「Microsoft HolloLens」で仮想現実コンピューティング